ボウリングレーンの長さに違いはある?意外と知らない豆知識も紹介

2019.03.03

年齢や性別を問わず楽しめるボウリングは、家族連れやカップルなど、たくさんの人に人気です。しかし、親しまれている割に、レーンの長さなどについてあまり知らないという人もいます。そこで、ボウリングについて改めて見てみましょう。

ボウリングレーンの長さには規格がある

ピンに向かって一直線に進むレーンは、実はその長さなどに、きちんとした規格があるのです。

ボウリングレーンの長さは60フィート

ストライクを目指してボールを投げ込むときに、レーンの長さが気になったことはありませんか?

ボウリングには、あえてフックをかけて、ボールをカーブさせる投球法があります。今日はいつもとは違う位置で曲がり始めるなと感じたりすると、レーンの長さが違うのではないかと考える人もいます。

しかし、レーンの長さは、規格できちんと定められています。プレイヤーが踏み込んではいけない部分を示す線を『ファウルライン』といいますが、ここから1番ピンまでの長さは60フィート(約18.2m)と決められています。

これは、野球のピッチャーマウンドからホームベースまでと、ほぼ同じ長さです。この距離は、人間がコントロール可能な、ギリギリの範囲だと言われています。

また、ファウルラインからレーンエンドまでの距離は、62 フィート 10 インチ 3/16(約19.2m)です。

アプローチの長さは15フィート

ボールを持ってスタンバイする場所の名前を知っていますか?ここを、『アプローチ』と呼びます。

このアプローチの長さにも決まりがあり、15フィート(約4.5m)と規定されています。レーンの長さと合わせると、75フィート(約22.8m)です。

レーンの長さが違うように見える?

レーンの長さは決まっているというけれど、ボウリング場によって違うように見える、そう感じたことはありませんか。しかし、それは、錯覚によるものでしょう。

ボウリング場の規模は、それぞれ違います。数レーンだけのコンパクトな所から、何十レーンも並ぶ広い場所までいろいろです。また、天井の高さもボウリング場によって異なります。照明の明るさにも違いがあります。

全体の広さ・天井の高さ・照明の明るさなど、ボウリング場の環境の違いが錯覚をもたらし、レーンの長さが違うように思える場合もあるのです。

レーンの長さ以外にもさまざまな規格がある

レーンの長さ以外にも、ボウリングにはさまざまな規格が定められています。この決まりに基づいて、プレイする環境が整えられているのです。

ボウリングレーンの規格

レーンの幅は、ガター部分を除き、41インチ1/2(約1.054m)です。そして、ガターの幅も、左右それぞれ9インチ(約22.8cm)ずつと定められています。

微妙なコントロールが求められるボウリングでは、レーンやアプローチができるだけ水平になっていなければなりません。そのため、水平度にも決まりが定められており、レーンは約1mm以内、アプローチは6mm以内とそれぞれ規定されています。

また、ピンを自動でセッティングする装置は、ピンをピンスポット上に正しく配置するものでなければなりません。そのため、認証機関による適合検査をパスしたものを使用する必要があります。

ボウリングピンの規格

レーン同様、ピンにも規格があります。高さについては全長が約38.1cm、ピン底から胴の最も太い部分までが約11.4cm、そして、ピン底から首の最も細い部分までが約25.4cmとなっています。

各部の直径も細かく定められており、頭部の最も太い部分では約6.5cm、首の最も細い部分を約4.6cm、胴の最も太い部分は約12.1cm、そしてピン底が約5.71cmと決められています。

ピン1本の重さは3ポンド2オンス(約1.4kg)以上、3ポンド10オンス(約1.6kg)以内でなければなりません。材質は、単一か張り合わせのメイプル(楓)が使用され、その上をウレタン・プラスティック・ナイロンなどでコーティングしています。

ボウリングボールの規格

ボールの大きさにも規定があります。最も小さいものでも円周26.7インチ(約67.8cm)・直径8.5インチ(約21.6cm)以上でなければならず、大きくても円周27.0インチ(約68.5cm)・直径8.6インチ(約21.8cm)以内にする必要があります。

ボールの重さは、16ポンド(約7.3kg)以内でなくてはいけません。さらに、非金属性配合の材質で作られるものと規定されていて、主なものとしてはポリエステルやウレタンが使用されています。

意外と知らないボウリング場の豆知識

ボウリングのレーンやピン、そしてボールなどの規格を見てきました。その他にも、意外と知られていない豆知識について紹介しましょう。

レーンのオイルで曲がり方が変わる

レーン上には、オイルが塗られていることを知っていますか?

もともとは、レーンの表面を保護するために塗られるようになりました。その後、ボウリングの技術が進化し、あえてボールを曲げるためにフックをかける投球法も普及しましたが、オイルとボールの曲がり方は、密接に関連しているのです。

実は、レーン一面に、オイルが均等に塗られているわけではありません。厚く塗られている所もあれば、反対に薄い部分もあります。

オイルが薄いところでは、ボールとレーンの摩擦が大きいため、よく曲がります。一方で、厚く塗られている部分では、摩擦が小さくなり、曲がり方は小さくなります。上級者は、オイルの状態を読みながらプレイしています。

ピンが正しくセットされなかったときの対処

ピンは、自動セッティング装置で配置されます。時おり、配置のバランスが悪かったり、ピンが倒れてしまったりすることがあります。

そんな時でも、慌てる必要はありません。各ラックには、リセットボタンが備え付けられています。これをポチっと押せば、また自動でピンを配列しなおしてくれます。

どのボウリング場でも同じレーンの長さで遊べる

ボウリングは、微妙な力加減が得点に大きく影響するゲームです。それだけに、ボウリング場が違っても、常に同じ状況でプレイできるように、レーンの長さなどが細かく規定されているのです。ですから、安心してボウリングを楽しみましょう。

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