ホラー洋画の最恐ランキング。あなたは最後まで観れますか? 

2019.02.28

シーズンであるはずの夏を飛び出しホラー映画は1年中公開され、その度に話題となりランキングにその名を連ねます。ホラージャンルの人気は衰えることを知らず、今後もそのマーケットを広げていくことでしょう。そんな人気のホラージャンルについて、映画好きならば見ておくべきタイトルが多数あります。本稿ではおすすめのホラー洋画タイトルをランキング形式で紹介します。

公開年別ホラー洋画ランキング

ホラー洋画ランキング、まずは近年に公開されたタイトルのベスト3を紹介します。近年のホラーに取り入れられるもの、その多くが「人間」による恐怖です。同じ存在であるからこそ起こりうるかもしれないその感覚が見るものを芯から震え上がらせます。

3位 ゲット・アウト(2017年)

低予算ながらも全米での週末興行収入ランキングで1位を獲得した本作。人種差別にサイコパス的な要素をミックスした異色の設定と作品が進むにつれて意味不明な恐怖がじわじわと襲ってくる感覚は’’いかにも’’2010年代のホラー映画といった感じです。出演者たちの独特なサイコ的演技には目を見張るものがあり、様々な意味で’’良く出来た’’ホラー作品です。

2位 ドントブリーズ(2016年)

「息をするな」という無茶なタイトルの本作は何か非日常的な要素が絡むわけではなく、あくまで’’人’’が巻き起こす恐怖をシンプルに描いています。メインの登場人物も少なく、構図も「強盗VS盲目の殺人鬼」というどちらが悪者かとは考えられない計算されたもので、キャラではなく自分たちも同様にその構図に置かれている感覚を味わうことができます。

1位 RAW~少女のめざめ~(2018年)

ステーキの焼き加減で’’生のまま’’を選択する人はいないでしょう。本作は時代感覚的に現代人には新鮮に映る「カニバリズム(人肉食)」をテーマにしています。かといってゾンビ映画のようなスプラッターパニック系の作品ではなく、近代ホラーらしくカニバリズムをまっすぐ捉えてそのあり方をリアルに描いた社会はホラーでもあります。

最恐ホラー洋画ランキング

そのテーマが時代錯誤であったり、感覚的に古いと感じるものであっても変わらず恐怖心を煽る過去に公開されたホラーの名作たちは時代を問わず人気を誇り、ホラーファンを楽しませています。ここからはそんなホラー洋画の中でも屈指の人気を誇る作品群を年代、ジャンル問わずに’’最恐ランキング’’と銘打って紹介します。

10位 チャイルドプレイ

スラッシャー映画のシンボルとも言えるキャラクター’’チャッキー’’を産んだのは本作です。現代の感覚からは気持ち悪いとしか思えない人形’’グットガイ’’に殺人鬼の魂が乗り移って、残虐な企みを繰り返す様は少し可愛く見えるのではないでしょうか?近年では人形がメインの映画はコメディーが多いですが、本作のような形は逆に新鮮に感じれるかもしれません。

9位 IT~それが見えたら終わり

1990年公開の旧作と2017年のリメイク版が存在する本作。この作品の象徴でもある殺人ピエロ’’ペニーワイズ’’は過去にアメリカで起こったピエロによる猟奇的殺人事件をモデルにしているとの噂もあり、旧作リメイク版はともに話題作となりました。思春期の子供達が戦うシチュエーションはホラーとしては少し意外性があり、ホラーファンからすると少し毛色の違う作品と捉える方も多いようです。

8位 SAW(ソウ)

サイコホラーの決定版ともいえるシリーズの1作目にあたる本作。頭脳派の猟奇的殺人犯によるしのゲームメイクや連続する突拍子のない展開に、まるで精巧に作り込まれた小説を読んでいるかのごとく引き込まれてしまいます。作品のジャンル故に残酷描写が非常に多く、公開された際には年齢制限がかかっていました。苦手な方は注意が必要です。

7位 悪魔のいけにえ

スプラッタージャンルの中でも根強い人気を誇り、その映像的な芸術性の高さも認められている本作。狂った殺人一家に拉致されて恐怖を味わうというスプラッター映画の基本的な構図を軸に、作品を象徴する殺人鬼の奇行はもちろん、一切bgmが流れない思い空気感も本作の魅力です。残虐性の高い内容のため、2015年のリバイバル上映の際は年齢制限がかけられました。

6位 死霊のはらわた

7位に続いてスプラッター映画がランクイン。本作は「悪魔のいけにえ」のコンセプトとは違い不特定多数の’’悪霊’’を恐怖の対象として描いたものです。ふとしたきっかけから悪霊が襲い来る様はスプラッタージャンルに止まらず、パニック系ジャンルの作品に通づるものがあります。1981年公開の旧作と2013年公開のリメイク版があり、どちらの完成度も非常に高いため気になる方は両作を見比べることをおすすめします。

5位 ミザリー

ランキング9位の「IT」と同じ原作者によるサイコホラー作品である本作。主人公が原作者をモデルに描かれていることで話題になりました。現代風な表現で’’ヤンデレ’’をテーマにしており、事故により身動きの取れない主人公の窮屈な脱出劇は手に汗握る瞬間が多く、ハラハラしたホラーが好きな方に特におすすめの作品です。

4位 サスペリア

1977年公開の旧作版と2018年公開のリメイク版が存在する本作は、共通した’’悪魔崇拝’’というカルト的な存在を恐怖のテーマとして、色彩豊かな旧作とどんよりとした思い空気のリメイク版は、両作がそれぞれ違った趣向の芸術的演出が話題を呼びました。洗脳と異常な思考が暴走しながら錯綜し恐怖感を加速させる手法は本作の1番の持ち味です。

3位 オーメン

悪魔映画の二大巨頭の一角が本作です。「666」を悪魔の数字として根付かせた本作は、次々と立ち向かってくるものたちを悪魔の力で亡き者にしていく構図を基本としています。悪魔の子’’ダミアン’’をメインに据えながらシリーズを通して悪魔の力の恐ろしさを描いており、セミダークファンタジーとも呼べる数あるホラー洋画の中でも定番中の定番です。

2位 シャイニング

1980年に公開された本作は当時としては斬新なカメラワーク、芸術的なセット演出、主演俳優によるサイコホラーのお手本ともいえる名演など、後世に影響を与え続けるホラージャンルに止まらない名作です。サイコ的な要素に加え抽象的な様子も度々登場するボリューム満点の仕上がりのため、ひとまずホラー映画を見る場合は本作品がおすすめです。

1位 エクソシスト

3位にランクインしたオーメンに並び、悪魔映画の決定版とされる本作。抽象的な存在だった悪魔を題材として描いた本作は公開された1973年のアメリカで大きな反響を呼び、「ホラー映画」というジャンルを確立させたまさに’’立役者’’とも呼ぶべき名作です。ストーリー自体はシンプルですが、豹変していく少女をうまく使った狂気的な描写は非常に見応えがあります。

サスペンスホラー洋画ランキング

抽象的な題材を廃してあくまで’’日常’’のなかで起こる’’非日常’’を描く「サスペンスホラー」。テーマはどれも重く、社会派であったりサイコ系であったりと様々ですが、見終わった後に’’考えさせられるもの’’であることに変わりありません。ここからはそんなサンスペンスホラーを厳選してベスト3形式で紹介します。

3位 CUBE

謎の立方体「CUBE」に閉じ込められた登場人物たちがトラップをくぐり抜けながら脱出を試みる本作。目覚めたら閉じ込められているというシチュエーションは前述の「SAW」に似ていますが、一体どんな目的で閉じ込められたのかは一切わからないため、何もわからずに淡々とCUBEの迷宮を進んでいく様は見ているこちらに底知れない臨場感を味あわせてくれます。

2位 es

1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に行われた実験、事故を描いた作品です。’’人間の内なる部分’’にフォーカスを当てた本作は、「仮想的に作られた刑務所を舞台に看守役と囚人役に分かれて次々に屈辱を与える」という実験をリアルに再現したものです。実験参加者の心境描写がストレートに描かれており、リアルな実験の惨状を感じることができます。

1位 エスター

本作のテーマは「精神」といったところでしょうか。主要人物それぞれが問題を抱えており、そこに1番の問題を抱える少女’’エスター’’が加わることによりギリギリ均衡を保っていた家庭が崩壊していく様を描いています。映画終盤に発覚するエスターの正体には見た人全てが驚愕、戦慄したはずです。

 

ホラー洋画で刺激的なひとときを

ホラー洋画は、時代を問わず不動の人気のジャンルです。ホラー洋画初心者の方は、本稿で紹介した作品の他にもレンタル店で人気のあるホラー洋画から気になる作品を見つけてみてください。人気である以上ハズレを引くことはないはずです。

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